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教育あらかると

教員服務の基礎知識

教師は終身雇用?

 


よほどのことがない限り定年まで働けますが、10年に一度免許の書き換えがあります。


 

1 教師の身分は保障されている?

 

公立学校の教師は、教師である以前に一般職の地方公務員です。そのため、法律の定めによらない限り、自分の意思に反して辞めさせられることはありません。そのあたりは、民間の会社員よりも、身分が保障されているといってよいでしょう。

 

ただし、教師の場合には、公務員の資格に加えて、教師としての資格、つまり教員免許状が必要になります。この免許状には有効期限があります。

 

2 免許状の種類

 

免許状には、次の3つの種類があります。

 

①普通免許状:大学の教職課程等で必要単位を修得したか、教育職員検定に合格した人

②特別免許状:担当教科に関する専門的な知識経験・技能をもっていて、教職員検定に合格した人

③臨時免許状:普通免許状取得者を採用できない場合に、教職員検定に合格した人

 

このうち、多くの先生方がもっているのが、普通免許状でしょう。これには、専修免許状、一種免許状、二種免許状の3つがあります。国は専修免許状の取得を推奨しており、できるだけ取りやすいよう大学院修学休業制度などを設けています。

 

3 日本の教員免許は更新制

 

以前は一度取ってしまえば、生涯有効だった教員免許状。ところが、平成19年の法律改正で、生涯有効であった教員免許状に10年の期限が設けられました。教師生活10年を迎えたら、免許更新講習を受けて、免許の書き換えを行わなければなりません。

 


ケース・スタディ 01

免許状を取得したものの民間企業に15年勤めたAさんは、思い立って中学校の教師になろうと思い教員採用試験を受けた。→[NG!

 

民間企業に15年勤めていたわけですから、Aさんの免許状の有効期間を過ぎています。まずは、免許状を再取得しなければなりません。

 

Aさんのようなペーパーティーチャーの場合には、救済措置のようなものがあります。教員免許状の再取得が必要となった時点で、回復講習を受講・修了することで、免許状を取得することができます。