manavia Study

全日本中学校国語教育研究協議会

全日本中学校国語教育研究協議会

令和3年度理事会のご報告


添付ファイル:理事会記録

ホームページ開設後、初めての理事会が開催されました。

概要を掲載しますので、ご参照ください。

理事会では、各地区の研究活動などを紹介し合っています。

その様子もお知らせしていきたいと考えております。

近年の歩み~新時代を迎える中学校国語科教育~

本研究協議会では、学習指導要領の改訂の際にはその時に求められている国語科の授業を率先して研究し、新しい授業を提案してまいりました。これまでの本研究会の提案授業が全国に広がり、その時代の授業スタンダードとして実践されたこと、提案授業が一石を投じ、さらなる授業改善へのきっかけとなったことなどもありました。

最近では、平成29年に告示された学習指導要領の全面実施に向けて、移行期間中に、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」を進めました。国語科の目標である「言葉による見方考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力を

(1)社会生活に必要な国語について、その特質を理解し適切に使うことができるようにする。

(2)社会生活における人との関わりの中で伝え合う力を高め、思考力や想像力を養う。

(3)言葉がもつ価値を認識するとともに、言語感覚を豊かにし、我が国の言語文化に関わり、国語を尊重してその能力の向上をはかる態度を養う。

のとおり育成すること」を目指し、平成30年度「課題解決のための思考力を伸ばす国語授業のあり方」を研究主題として栃木大会を、令和元年度「社会の創り手を育む国語科教育-言葉による見方・考え方を働かせて-」を研究主題に東京大会を開催したところです。

国語科の評価は従来の5観点から「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点による評価となり、適切な観点別学習状況の評価のあり方や観点別学習状況の適正な評定への総括が求められたことに基づき、「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」(令和2年3月 文部科学省国立教育政策研究所)を参考に、これまでの本会の知見を活かしながら「指導と評価の一体化」を目指した評価についての研究も深めてまいりました。

移行期間中の集大成として迎えた令和2年度は新型コロナウィルス感染症の影響により研究協議会の開催自体も危ぶまれる中、山口県中学校国語教育研究会のご尽力により紙面開催ではありましたが、全日本中学校国語教育研究協議会の灯を消すことなく研究主題「言葉の自覚を高める授業の創造-国語科における『深い学び』とは何か」を掲げ開催いたしました。

そして、令和3年度を迎え、本来であれば、これまでの3年間の研究の成果をもとに国語科の教員たちが水を得た魚のごとく生徒たちと共に国語科の目標達成を目指し、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業を展開する光景が各地で、各中学校で見られるはずでございましたが、新型コロナウィルス感染症の壁は高く、特に話し合い活動やグループによる学習を中心に展開される「対話的な学び」については躊躇、困惑、ご苦労されている先生方の姿がありました。

それでもコロナ禍においてにわかに進められたオンライン授業や一人1台のICT端末の普及は「主体的・対話的で深い学び」の別の側面を照らし出しました。先生方はPCやタブレットを駆使しながら、意見の交換を行ったり、考えを交流、共有させたりと近未来と思われていたGIGAスクールの姿が目の前で展開されるようになりました。

こうした状況の中、令和3年11月18日(木)19日(金)に「社会で生きる力を育む国語科教育の創造」という研究主題のもと、史上初のオンライン開催による第50回全日本中学校国語教育研究協議会茨城大会を開催いたしました。小中合わせたオール茨城で研究を進め、全国500名以上の方々の参加、これまでにない全ての分科会に参加可能という節目の大会で大きな成果をあげました。

本研究協議会は全国の皆様の力を結集して中学生の国語力向上と国語科の教員の個々の指導力、地域研究会の組織的発展に尽力する協議会です。会員は全国の中学校国語科教員の皆様、ご協力いただいております小学校の校長先生、各先生方、高等学校、大学他、国語科教育関係者の皆様全員と考えております。皆様のご理解・ご協力・ご支援を心よりお願い申し上げます。

最後に1日も早いコロナウィルス感染症の終息と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

会長あいさつ

全日本中学校国語教育研究協議会

会長   勝田敏行

 全国の中学校国語科教育関係者の皆様、初めまして。令和2年度より全日本中学校国語教育研究会会長の任を引き継いでおります東京都足立区立千寿桜堤中学校校長の勝田敏行と申します。

 皆様におかれましては、日頃より各校、各地区の中学生たちの国語力向上並びに全国の国語科の先生方の指導力向上に御尽力のことと存じます。全日本中学校国語教育研究協議会の各地区の理事、事務局の皆様に改めて感謝申し上げますとともに、初めてこのページをご覧いただきます各地区、各校の中学校国語科教育関係者の皆様の日頃からのご理解とご協力に心より敬意と感謝の意を表します。

 さて、この度全日本中学校国語教育研究協議会のホームページを立ち上げる運びとなりました。これまでも、全国大会にむけて開催道府県のご努力で情報発信が重ねられてまいりました。改めて、各地区の中学校国語教育の研究を全国に広めるとともに、皆様との連携を深め、全国一丸となって中学校国語教育の発展に貢献したいという願いから、目的達成の実現のための第一歩として、本ホームページを開設いたしました。このホームページが全国各地の国語科教育研究会の情報発信の場として、国語科の先生方の授業力、指導力向上の一助になることを祈念しております。

 また、このホームページをとおして全国の中学校国語科教育関係者が連携を深め、協力、共有し、切磋琢磨しながら教育力を高めあい、各校の教室で楽しい授業が展開され、「国語大好き」の中学生の笑顔が全国にあふれることを心より願っております。

 皆様のご理解・ご協力・ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。