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理科 三団体連携

第54回全国小学校理科研究協議会研究大会 兵庫大会開催のご案内

 

 全小理の全国大会です。今年度は兵庫県で開催です。神戸市立雲中小学校,西宮市立夙川小学校,姫路市立安室東小学校の三校で開催します。新型コロナウイルス感染症対策のため,各会場,100名までのご参加となります。ご理解・ご協力のほどをよろしくお願いいたします。
 
 当日の時程や,新型コロナウイルス感染症に関連した人数制限等,詳細については,添付されておりますPDFファイルをご確認ください。当日の公開授業や分科会を通じて,理科について,研修を深めていただければと思います。よろしくお願いいたします。

日本教育新聞に紹介されました!


添付ファイル:日本教育新聞記事

この度,三団体連携の取り組みが,日本教育新聞に紹介されました。本ホームページの柱である,「実践研究」と「研究会情報」のことが紹介されています。また,今後の展望も掲載されており,興味深い内容となっております。ぜひご覧ください。

三団体連携 目次(クリックすると記事へジャンプできます)

 ご挨拶                       

日置光久 「多様で協働的な理科の創造」

鳴川哲也 「理科三団体連携発行 『新しい理科授業』のスタートに寄せて… 」

有本淳  「『新しい理科授業』の実現への期待」

田村正弘 「理科三団体連携発行『新しい理科授業』発刊に寄せて」

渕上正彦 「自由闊達に『新しい理科教育』を創り出す」

塚田昭一 「三研究団体連携の意義 -継承と創造-」

 

 実践研究                      

濱田愛子 「自然事象に意欲的に関わる子どもを育てる理科学習指導」

キーワード:GIGAスクール構想,「流れる水の働き」,ロイロノート

 

加藤怜  「理科授業におけるタブレット活用のあり方」

キーワード:GIGAスクール構想,input, output, connect,オンライン理科室

 

鈴木圭  「理科授業におけるアナログとデジタルの共存」

キーワード:GIGAスクール構想,ICT機器のメリット,アウトプット重視

 

工藤周一 「『今・ここ』に生きる児童を育てる」

キーワード:GIGAスクール構想,「天気の変化」,デジタルの適材適所

 

高畠護  「アナログとデジタルのハイブリッド」

キーワード:GIGAスクール構想,オンライン授業,「身の回りの生物」

 

森戸幹  「アナログとデジタルの授業の融合について」

キーワード:GIGAスクール構想,「月と太陽」,仲間と考えを深め合う場面

 

日本初等理科教育研究会 全国大会 新潟大会

 

日本初等理科教育研究会の全国大会です。新潟県上所小学校で行います。理科だけにとどまらず,教科横断的な視点で研究を行っています。当日は筑波大学附属小学校の先生方も招いて,シンポジウムを行う予定です。先生方のご参加を心よりお待ちしております。


 

子ども科学教育研究全国大会について

 

ソニー科学教育研究会(SSTA)では,前年度の「ソニー科学教育プログラム」で,最優秀校をおさめられた学校で開催されます。今年度は,上記の2校で開催されます。両校の研究成果等については,こちらから確認できます。また,今年度開かれる全国大会については,こちらから情報を確認することができます。詳細については,これからお伝えしていきます。先生方のご参加を心よりお待ちしております。

 

各団体のHPについて

各団体のHPは以下の通りです。

 

全国小学校理科研究協議会(全小理)

 

ソニー科学教育研究会(SSTA)

https://www.sony-ef.or.jp/ssta/

 

日本初等理科教育研究会(初等理科)

https://manavia.net/community/10

 

 

森戸幹「アナログとデジタルの授業の融合について」

様々な実践を通して,「アナログ(従来の授業)では実現できなかったことが,実現できる」というところにデジタル(ICTを活用した授業)の良さがあると感じている。急速に進むアナログとデジタルの融合をピンチではなく,チャンスと捉えて,これからも,児童の学びが深まるよりよい方法を探究していきたい。(本文より)

高畠護「アナログとデジタルのハイブリッド」

タブレットやPCは子どもにとっては魅力的なツールです。しかし,だからと言って,自然事象を差し置いて,それらの画面のみに向き合うような学びは避けなくてはなりません。理科学習においては,それらの機器以上の自然事象の魅力に気付き,問題解決していく学びに夢中になる子どもの姿を引き出したいと考えます。(本文より)

工藤周一「『今・ここ』に生きる児童を育てる」

GIGAスクール構想が進められたとしても,理科の本質であるアナログ的な学びが軽視されるものではないことも確認ができた。「今・ここ」を生きる児童に,学びの文脈に合わせた様々な自然に出合わせる場面を,我々教師は創造していかなければならない。(本文より)

鈴木圭「理科授業におけるアナログとデジタルの共存」

実際に音声や画像,データを蓄積できる点や,相互に情報のやり取りができるという点は,紙で表現するより,多くのメリットがあると感じる。何より,児童一人一人の学習意欲が高まっていったことに一番驚いた。時代は教師主導のインプット重視から,児童主体のアウトプット重視へ着実に移行している。(本文より)

加藤怜「理科授業におけるタブレット活用のあり方」

「本物」の自然の事物・現象との出あいから感じることができる自然の尊さ,巧みさ,神秘さ,美しさは,どんな体験にも代え難い。それはタブレットが導入され,インターネットで調べればすぐ分かるようになっても我々が「理科人」である限り,大切にしていかなければならないことであろう。(本文より)

濵田愛子「自然事象に意欲的に関わる子どもを育てる理科学習指導」

本校では,昨年度よりタブレット端末を導入した。GIGAスクール構想の中,1人1台端末が当たり前となり,学習の幅が広がってきているだけでなく,学習形態そのものも変化しているところである。そこで,従来の理科学習が大切にしてきた観察・実験をベースに,タブレット端末を効果的に活用した理科学習指導の研究を重ねている(本文より)

塚田昭一「三研究団体連携の意義 -継承と創造-」

コロナウィルスが猛威を振るい,まさに予測困難な時代ではあるが,子供たちが今後直面する様々な社会構造の急速な変化の中で「学び」がどうあるべきか,時代の潮流を見据え,その学びの在り方をこれまでの知見を「継承」しつつ新たな学びを「創造」していかねばならない時である。本研究冊子を契機に,更なる連携協働を図り,子供たちの豊かな人間性の育成を目指し,今後も真摯な研究と実践を積み上げていく所存である。(本文より)

渕上正彦「自由闊達に『新しい理科教育』を創り出す」

今回,コロナを機に理科教育三団体が手をつなぎ,日本全国に新しい教育のうねりを創り出そうとする動きに私もときめいています。コロナ禍の制限で元気を失った子どもたちが,生命の神秘に触れ,「なぜ」とときめく理科の時間は,苦難を忘れ学びに没頭できるひと時です。各団体の良さをそれぞれが出し合い,自由闊達に議論し合い,成長期の子どもたちの一瞬一瞬を逃さず,新しい未来につながる新しい理科授業を全国で創り出してほしいと願います。(本文より)

田村正弘「理科三団体連携発行『新しい理科授業』発刊に寄せて」

コロナ禍を機にGIGAスクール構想が加速していますが,一人一台端末の効果的な活用に向けた取組は必須となっています。ただし,ICTの安易な導入は,小学校理科が一番大切にしている「自然の事物現象から学ぶこと」を脅かしかねません。コロナ渦を理由にして,映像機器等のバーチャル体験だけに頼る理科学習にならないための発信も本連携の責務と考えています。(本文より)

有本淳「『新しい理科授業』の実現への期待」

日本の理科教育を牽引している三団体で「新たな理科授業」の創造を試みています。しかしながら,この「新たな理科授業」をそのまま実践するのではなく,是非,学校,家庭,地域の実態に応じて,それぞれの先生方でアレンジし,「新たな理科授業」として創造し,実践していただけることを期待しています。また,是非,多くの方々にこの実践を紹介していただき,広めていくことで,研究の灯をともし続けていただければ幸甚に存じます。(本文より)

鳴川哲也「理科三団体連携発行 『新しい理科授業』のスタートに寄せて…  ~ 感謝と期待の気持ちを込めて ~」

GIGAスクール構想の加速によって,子供一人一人に端末が整備されましたが,それを有用な道具として,どのように活用すればよいのかについても,好事例が必要な状況です。小学校理科教育は大きな転換期を迎えているといっても過言ではないと思います。ぜひ,三団体が連携して,これからの小学校理科教育が目指すべき方向を,実際の子供の姿を基に,明るく照らしていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(本文より)

日置光久「多様で協働的な理科の創造」

3団体は,それぞれ独立して活動を行い,我が国の理科教育を豊かで質の高いものにするために大いに貢献してくれたと感じている。時代は平成から令和に変わり,ポストコロナのニューノーマルの生活がすぐそこに迫っている。2030年にはカーボン・ニュートラルを目指して極めて厳しい国際公約を履行しなければならない。3団体には,多様性と協働性の理念のもとに,困難を克服して新しい理科の創造を期待している。(本文より)